東京モーターショー

先週の水曜日のプレスデイを皮切りに金曜日に東京モーターショーの一般公開が始まった。今回はいってみればボロボロで、東京オリンピックのための工事の影響をもろに受けて東京ビッグサイトを使った会場もツギハギ状態。

メインの会場が二つにわかれて電車かバスが使われるなど、通常はありえない状態での開催に。私も疲れました。駐車場から会場まで20分歩いた時点で早くも疲労。会場はカーペットが敷いていない部分が多く、出展者の女性たちが「脚がぱんぱん」と涙声だったのもかわいそうだった。

ショーはトヨタ自動車を中心に未来のモビリティに力をいれた青海会場と、従来のモーターショーのノリの有明会場とがあって、前者のスペースが3倍ぐらい広ければ、意外に独自色のあるいいショーになったかもしれないと思った(狭すぎて撮影不可能…)

上はレクサスが出展したちょっとだけ未来のクルマを描いた「LF-30 Electrified」。モーターを一基ずつ車輪に仕込んだインホイールモーターによる駆動力制御がセリングポイントとなっている。

レクサスの技術陣はモーターの駆動力を積極的に運動性能をアップすることに使うのに熱心で、近い将来、同じ方向性の技術(モーターを積極的に駆動力に使うことで運動性能を上げる)を使った量産ハイブリッド車が登場するかもしれない。

こちらはさきに取材もしたメルセデスベンツの「Vision EQS」。こちらも近いうちに市販が予定されているとかで、詳細は明らかではないが、本社のひとたちはレクサスの技術者に近いことを言っている。

今回はホンダとマツダが2020年発売という小型EVを発表するなど、新しい波が確実にやってきているかんじがあった。ヤマハはけっこうニーズが高いというMTBのeバイクをお披露目。こちらも20年の発売予定だそうだ。

ヤマハはほかにもアイディアと技術を組み合わせたユニークなプロダクトが多く、じっくり話を聞くことをお勧めしたい。

行く価値があるかというと、とにかく会場が手狭なのがウィークポイントなので、2000円も払うのだから事前にじっくり研究していったほうがいいのはたしか。

いつもながら、細かいものがおもしろいのは確かで、青海のトヨタと、近いところの別会場でやっている「FUTURE EXPO」それに南展示棟4階などものぞいてみるといいかもしれない。


ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野で企業の仕事もときどき。 ライフスタイル系媒体を中心に 紙とウェブともに寄稿中。