キャデラックで思うこと

年越しでLEON誌の原稿を書いているところ。ちょうどこのキャデラックCT5というファストバックスタイルのセダンについても触れた。

このクルマ、本国ではスーパークルーズといってGMの持つ衛星によるナビゲーションシステムを使って、ハイウェイなどGMがここは大丈夫としたルートを手放しで運転できる(東海岸から西海岸まで横断できる)

日本でもそろそろそこまで大胆にやってもいいかもしれないと思うのだ

そういえば日本に入っているCT6にも技術的な新しさがある。

ゼンリンとともにクラウドストリーミングナビを搭載しているのだ。ナビ情報をオンデマンドで取得する完全通信型ナビアプリというもの。「車載センサーと連携することで自律航法によって自車位置を測位することが特長」とされる。

地図をシステムのなかに入れておかずつねにクラウドで取り出すところに便利さがある。通信が長時間にわたって途絶えてしまうとどうしようもないけれど、それよりめんどくさい、地図のアップデートがいらないし、地図データがゼンリンのものという大きなメリットを評価したい。

ogawa fumio HP

小川フミオのホームページ フリーランスのライフスタイルジャーナリスト。 クルマ、グルメ、ファッション(ときどき)、多分野のプロダクト、人物インタビューなど さまざまなジャンルを手がける。 編集とライティングともに得意分野。ライフスタイル系媒体を中心に紙とウェブともに寄稿中。